2016年9月17日土曜日

エエエ工工工エエエエエエエエエエエエエエエエエ

工工工 (gonggonggong)の演奏を生で聴きたすぎる。次の来日は、一体いつ?



2016年9月14日(水)、人生においてのベスト・パーティー・エバーを体感した。私のホームタウンである出町柳はSocrates&Studio Siouxで開かれたDARKLANDSというライブイベント。一人で遊びに行ったけれど、楽しすぎた。楽しすぎて写真を撮る間もなかった。そんな興奮とともに、工工工が何者なのかをこのシットブログに書き溜めておきたいと思った。

このライブイベントでの私の唯一の失態は、北京から送り込まれた刺客、工工工の演奏を見逃したこと(文字通り私はこの刺客に暗殺されたことになる)。グッズと自己紹介カードの世界観がとても素敵だと感じ、後日このバンドについて調べてみた。

Tumblur上での検索でわかったこと。
工工工は、Hot & Coldというバンドと、Offset Spectaclesというバンドのニュープロジェクトなのだそう。







以上のような音が前身である。北京の現行音楽ってこんなのもあるのかと感動してしまった。The Offset Spectaclesのような荒々しいモノマネ感が一番クール。The Offset: Spectacles EPの「3. Snags」なんかは、Gunilla Mixtapeに紛れていても全然違和感がない。どんな歌詞なんだろう、中国共産党による社会の生きづらさとかを歌ってる?

ネットに落ちてた不完全な英語で書かれた来歴によると、The Offset SpectaclesはThe Cureの香港でのライブで出会ったメンバーで2006年に結成され、その後メンバーで北京へ渡ったらしい。そういえば、香港から北京へ行くのって、上京になるのだろうか。字的にも、実際的にも。

それはさておき、会場で手に入れた工工工の自己紹介カード(下の写真入りカード4枚がそれ)からわかったことに移る。ちゃんと詳しく書かれていた。工工工はTom Ng (香港人)とJoshua Frank (カナダ人)によって、2013年に北京で結成されたのだそう。あとは...あえてここには全文を載せないようにする。

自己紹介カード、並べるとかわいい。写真が趣深いのだが、メンバーのTom Ngが撮影したものなのだそうだ。
(後ろにあるのは工工工とは関係ないが、同ライブイベントで手に入れたものたち)

そして、Simon FrankはHot & Coldのメンバーのソロプロジェクト。



Dirty Beachesからいつまでも抜け出せない私は、こういうのをもっと聴きたいと思っていたのだ。工工工やHot & Cold、その関係のSimon Frankでちょっとばかり欲求が満たされたから、今とてもホクホクした気分。続けて、止めないで。カセットもしくはレコードのフィジカルリリース、待ってる。

何はともあれ、工工工を知るきっかけになったイベント、DARKLANDSは最高に楽しかった。NEW MANUKEも良かったし、odd eyesも良かった。LAサイケデリアマインドで放尿予定だったtonstartssbandht (Eolaでの来日じゃなかった) は、ビジュアルが強すぎて音が全然入ってこなかったため念願ならず。

余談。出町柳には自分のうんこを自転車の前籠に入れて運んだことのある偉人がいる、という伝説がある。最近大爆笑することを忘れていたのだが、この話を聞いたおかげで最高にハッピーな気分なのだ。

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2016年9月9日金曜日

Northampton, Massachusetts、考察記

Feeding Tube Recordsの存在を知ってから、マサチューセッツ州のことが気になっていて、ふと思い出してはどんなところなんだろうと思いを馳せている。

ウィキペディアによると、今日のノーサンプトンはカウンターカルチャーの中心地として知られていて、芸術や音楽が盛んで、政治的にリベラルな社会が発達しているらしい。こんなイカれたレーベル兼ショップ兼ギャラリーがあるところだから、言わずもがな、イカれた都市なのだろう。ワシントンポスト紙の記事中では、"東のポートランド"という表現が使われている。

Feeding Tube Records / Rozz Tox Art

Web:
http://feedingtuberecords.com

Bandcamp:
https://feedingtuberecords.bandcamp.com/music

ボストンには、マサチューセッツ工科大や、ハーバード大がある。インテリヤクザがたくさんいそう。ノーサンプトンには全米最大の女子校(!)、スミスカレッジもある。

スミスカレッジラジオ:
https://sophia.smith.edu/wozq/

こてこてのクィア臭はさておき、クリックした瞬間に音楽的期待度がMAXに達したが、肝心のラジオは聴けず。DJ紹介のページを見てみると、好きなアーティストはNikki MinajuとかMissy Elliotとか書かれていたから、...と唸ってしまった。

Feeding Tube Recordsの話題。

アメリカで割りに権威のある音楽ライターのByron ColeyがEdward Leeと共同オーナーで運営しているレーベルだ。ただのベンチャーなレーベルではないということがわかった。

同レーベルからリリースされていて比較的名が知れているアーティストといえば、Gary Wilsonだろうか。前の職場でそのレコードを見かけたときは、Stones Throwから出ているものだと勝手に思い込んでしまっていたため、注意深くチェックはしていなかった。

作品のチョイスは全体的に「地下」「ダーク」「実験」「アヴァンギャルド」「フィールドレコーディングス」。都市感が薄いのはやはりマサチューセッツだからか。

"northampton feedingtube"で画像検索をかけて気になった画像をクリックすると、Bandcampのとあるページにつながり、キュートすぎる彼らに行き着いた。私の好きな要素が一つに寄せ集められているのがなんともありがたい。



あと、可愛い女子が手に取りたくなるであろう、このあたりもあるのがなんだか安心する。




安心する。

ショップの装いも気になるが、私はRozz Tox Artのキュレーションがたまらなく好きだ。ここでキム・ゴードンとのつながりが見えてきたのが面白い。

そもそもFeeding Tube Recordsのショップアートワークは、キム・ゴードンの娘、ココ・ゴードン・ムーアが手がけたようだ。同ギャラリーで個展も開いている。母からの血の流れを受け継いでいるのがよくわかる。

http://feedingtuberecords.com/coco-hayley-gordon-moore-dry-dream-extra-wet-suckle/

Feeding Tube Recordsとキムとの関係性は、先ほどのワシントンポスト紙の記事から知ることができる。キムゴードン自伝にも詳細が記されているよう。野中モモさんの訳本が発売されているから、すぐに買って読みたいと思った。

2015年のLA Art Book Fairでは、キムの娘とショップオーナーの娘のセルフィーがカレンダーになって発売されていた。かわいい娘なんだな。

アメリカらしいのに、商業化されすぎていない、つくづく良いレーベルだと思った。なんかちょっと涙が出た。

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