2016年12月24日土曜日

泣き虫神様のMerry Mix 2016

転職活動で忙しくしていたら、もう今年も終わりだよ...(無事決まりました)。9月から本格的に活動を始め、ああでもないこうでもないと悩み、迷走しまくっていた。悩めば悩むほど自分の思い描く理想とかけ離れていってしまい、辛かった。。結局は、自分がこれまで経験してきたことを活かせて、適度に休みがあり、適度なお給料がもらえる、某女子大での非クリ(非クリエイティブ)な仕事をゲットした。弟が、「いやぁ、ほんまに、今日はおめでとうやな(ニコッ)!」って言ってくれた。一緒に頑張ったし、純粋に嬉しい気持ち。

転職活動中、心の拠り所にしていたのが、久保ミツロウさんと能町みね子さんのオールナイトニッポンだった。こじらせている人々の話は共感できるものが多いし、自分みたいな人が他にもいるんだと、その存在を知っただけですごい励みになった。そんなこじらせ人(女子をつけるとチープに聞こえるからつけたくない)の存在の有り難みを再認識する中での、雨宮まみさんの死は衝撃的だった。ああ...。心の奥底にある信念は絶対に公表しないし、誰にも曲げられないのだな。

何はともあれ、今はほっこりとした気持ちなので、今日は大変に暇なクリスマスイブということもあり、ミックスを作りました。

途中で季節が後戻りして秋になったり、25日は気持ち悪いです〜みたいな曲が入るけど、基本的には平和なクリスマスっぽい曲ばかりで構成されています。



2017年は、非クリに楽しむことに勤しみたい。普通に仕事をして、レコードやカセットテープを買ったり、おしゃれをしてイベントやライブに行ったり、雑誌や本や漫画をたくさん読んで、映画館で映画をみたり、のんびり楽しく、普通のことをしたいです。あと、完全なる健康を手に入れたい!

N

2016年9月17日土曜日

エエエ工工工エエエエエエエエエエエエエエエエエ

工工工 (gonggonggong)の演奏を生で聴きたすぎる。次の来日は、一体いつ?



2016年9月14日(水)、人生においてのベスト・パーティー・エバーを体感した。私のホームタウンである出町柳はSocrates&Studio Siouxで開かれたDARKLANDSというライブイベント。一人で遊びに行ったけれど、楽しすぎた。楽しすぎて写真を撮る間もなかった。そんな興奮とともに、工工工が何者なのかをこのシットブログに書き溜めておきたいと思った。

このライブイベントでの私の唯一の失態は、北京から送り込まれた刺客、工工工の演奏を見逃したこと(文字通り私はこの刺客に暗殺されたことになる)。グッズと自己紹介カードの世界観がとても素敵だと感じ、後日このバンドについて調べてみた。

Tumblur上での検索でわかったこと。
工工工は、Hot & Coldというバンドと、Offset Spectaclesというバンドのニュープロジェクトなのだそう。







以上のような音が前身である。北京の現行音楽ってこんなのもあるのかと感動してしまった。The Offset Spectaclesのような荒々しいモノマネ感が一番クール。The Offset: Spectacles EPの「3. Snags」なんかは、Gunilla Mixtapeに紛れていても全然違和感がない。どんな歌詞なんだろう、中国共産党による社会の生きづらさとかを歌ってる?

ネットに落ちてた不完全な英語で書かれた来歴によると、The Offset SpectaclesはThe Cureの香港でのライブで出会ったメンバーで2006年に結成され、その後メンバーで北京へ渡ったらしい。そういえば、香港から北京へ行くのって、上京になるのだろうか。字的にも、実際的にも。

それはさておき、会場で手に入れた工工工の自己紹介カード(下の写真入りカード4枚がそれ)からわかったことに移る。ちゃんと詳しく書かれていた。工工工はTom Ng (香港人)とJoshua Frank (カナダ人)によって、2013年に北京で結成されたのだそう。あとは...あえてここには全文を載せないようにする。

自己紹介カード、並べるとかわいい。写真が趣深いのだが、メンバーのTom Ngが撮影したものなのだそうだ。
(後ろにあるのは工工工とは関係ないが、同ライブイベントで手に入れたものたち)

そして、Simon FrankはHot & Coldのメンバーのソロプロジェクト。



Dirty Beachesからいつまでも抜け出せない私は、こういうのをもっと聴きたいと思っていたのだ。工工工やHot & Cold、その関係のSimon Frankでちょっとばかり欲求が満たされたから、今とてもホクホクした気分。続けて、止めないで。カセットもしくはレコードのフィジカルリリース、待ってる。

何はともあれ、工工工を知るきっかけになったイベント、DARKLANDSは最高に楽しかった。NEW MANUKEも良かったし、odd eyesも良かった。LAサイケデリアマインドで放尿予定だったtonstartssbandht (Eolaでの来日じゃなかった) は、ビジュアルが強すぎて音が全然入ってこなかったため念願ならず。

余談。出町柳には自分のうんこを自転車の前籠に入れて運んだことのある偉人がいる、という伝説がある。最近大爆笑することを忘れていたのだが、この話を聞いたおかげで最高にハッピーな気分なのだ。

N

2016年9月9日金曜日

Northampton, Massachusetts、考察記

Feeding Tube Recordsの存在を知ってから、マサチューセッツ州のことが気になっていて、ふと思い出してはどんなところなんだろうと思いを馳せている。

ウィキペディアによると、今日のノーサンプトンはカウンターカルチャーの中心地として知られていて、芸術や音楽が盛んで、政治的にリベラルな社会が発達しているらしい。こんなイカれたレーベル兼ショップ兼ギャラリーがあるところだから、言わずもがな、イカれた都市なのだろう。ワシントンポスト紙の記事中では、"東のポートランド"という表現が使われている。

Feeding Tube Records / Rozz Tox Art

Web:
http://feedingtuberecords.com

Bandcamp:
https://feedingtuberecords.bandcamp.com/music

ボストンには、マサチューセッツ工科大や、ハーバード大がある。インテリヤクザがたくさんいそう。ノーサンプトンには全米最大の女子校(!)、スミスカレッジもある。

スミスカレッジラジオ:
https://sophia.smith.edu/wozq/

こてこてのクィア臭はさておき、クリックした瞬間に音楽的期待度がMAXに達したが、肝心のラジオは聴けず。DJ紹介のページを見てみると、好きなアーティストはNikki MinajuとかMissy Elliotとか書かれていたから、...と唸ってしまった。

Feeding Tube Recordsの話題。

アメリカで割りに権威のある音楽ライターのByron ColeyがEdward Leeと共同オーナーで運営しているレーベルだ。ただのベンチャーなレーベルではないということがわかった。

同レーベルからリリースされていて比較的名が知れているアーティストといえば、Gary Wilsonだろうか。前の職場でそのレコードを見かけたときは、Stones Throwから出ているものだと勝手に思い込んでしまっていたため、注意深くチェックはしていなかった。

作品のチョイスは全体的に「地下」「ダーク」「実験」「アヴァンギャルド」「フィールドレコーディングス」。都市感が薄いのはやはりマサチューセッツだからか。

"northampton feedingtube"で画像検索をかけて気になった画像をクリックすると、Bandcampのとあるページにつながり、キュートすぎる彼らに行き着いた。私の好きな要素が一つに寄せ集められているのがなんともありがたい。



あと、可愛い女子が手に取りたくなるであろう、このあたりもあるのがなんだか安心する。




安心する。

ショップの装いも気になるが、私はRozz Tox Artのキュレーションがたまらなく好きだ。ここでキム・ゴードンとのつながりが見えてきたのが面白い。

そもそもFeeding Tube Recordsのショップアートワークは、キム・ゴードンの娘、ココ・ゴードン・ムーアが手がけたようだ。同ギャラリーで個展も開いている。母からの血の流れを受け継いでいるのがよくわかる。

http://feedingtuberecords.com/coco-hayley-gordon-moore-dry-dream-extra-wet-suckle/

Feeding Tube Recordsとキムとの関係性は、先ほどのワシントンポスト紙の記事から知ることができる。キムゴードン自伝にも詳細が記されているよう。野中モモさんの訳本が発売されているから、すぐに買って読みたいと思った。

2015年のLA Art Book Fairでは、キムの娘とショップオーナーの娘のセルフィーがカレンダーになって発売されていた。かわいい娘なんだな。

アメリカらしいのに、商業化されすぎていない、つくづく良いレーベルだと思った。なんかちょっと涙が出た。

N

2016年8月29日月曜日

A View From The Poetry Room

SHORT SHORT MIXTAPE SERIES 1



Jazz, Cuba, Manbo, Bluesなどの、手持ちのレコードから録音してすごく短いミックステープを作りました。

画像は、サンフランシスコにあるCity Lights Book Storeの2階、"Poetry Room"の窓からの眺め。

力が抜けているのに、しっかりリベラル。こんな本屋さんが日本にあればいいのに。

そこで聴きたい夏の終わりらしいものを必死にかき集めて、7曲。

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Track List
1. Sarah Vaughan - My Favorite Things
2. Spinning Motion - Devotion To You
3. Buddie Emmons - Witchcraft
4. Don McCaslin - The Invincible Summer
5. La Paloma
6. Cu Cu Riu Cu Cu Paloma
7. The Sensational Six - The Lord Will Make A Way
Above all of these tracks are extracted from vinyl records.
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N

Lea- ving Rec- ords

Leaving Records

2009年にスタートしたレーベルで、Matthew David McQueen aka Matthewdavid and Jesselissa Morattiが創設。

Web:
http://leavingrecords.com

BandCamp:
https://leavingrecords.bandcamp.com

カセットでのリリースをメインとしていて、Ambient〜New Age〜LAビート系Hip Hopまで取り扱う。アメリカ西海岸の風がジャンルに渡って吹き流れていくかのようなバリエーション。

このレーベルで取り扱うような音楽はSoundcloud上で聴いた時の閉鎖感ですぐに耳が痛くなってしまい、敬遠しがちだった。でも、Dirty DirtさんのBlogを見ていて、カセットテープでなら良く聴こえる...と気づいた。

ジャケットやアートワークについては、私にはアッパーすぎて、特に好みではない。

レーベルからリリースのEola、9/14に京都へ来るのは要チェック。ビールを飲んで、西海岸の海を思い浮かべながら、Socratesのトイレで放尿したらきっとLA・サイケデリアマインド。



N

2016年8月25日木曜日

気分は、Death Is Not The End

死は終わりではない。

そんな輪廻なレーベル名からはあまり想像がつかないけど、Death Is Not The Endは、Londonが拠点のgospel, bluse, folk "with a crackle(パチパチ音のする)"レーベル。

レーベル自体のサイトはないのだけれども、TwitterやBandcampからリリース情報や、活動状況をチェックすることができる。


Twitter登録日が2014年4月。最近できたレーベルなのだろう。

NTS(UKベースのインターネットラジオ)で月一でレギュラー枠を持っているらしく、そのNTSのページには、MississippiレコードのTシャツを着た爽やかなイギリス人らしき男性が写っている。物語の始まりがそこから想像できる。NTSのラジオを聴けばレーベル創設の経緯を知ることができるのかなと思ったけれど、音源のみのラジオ番組だったため、真相は明らかにならず。。

私のような現代人が、遺跡(exactivation)級のパチパチ音の入る人間味あふれるワールドミュージックを、埃っぽいまま手にすることはまずない。こういったレーベルが、「これいいから聴いてよ」と、サラサラピカピカにして女子でも手にすることができるようにしてくれるのは、嬉しいことだ。

私は今この投稿を書きながら、メキシコの原住民宅にお邪魔して、婆やに持ち歌を披露してもらっている。



こちらも。ちょっと死を匂わせる感じのセレクトが特徴なのか。



ラジオ番組と合わせて、これからもチェックしていくつもり。

N